大腸の症状でお悩みの方へ

「便に血が混じっている気がする」「便秘と下痢を繰り返している」「お腹の張りや痛みが続いている」このような症状はありませんか?
大腸は、私たちの体の中で水分を吸収して、便を作る臓器です。食生活やストレスの影響を受けやすく、便通の異常を感じている方は少なくありません。ただの便秘や下痢だと思っていても、大腸の病気が隠れていることがあります。
和歌山市・北島のいしぐちクリニックでは、大腸カメラ検査で大腸の状態を直接確認することができます。便通の変化が気になる方は、お気軽にご相談ください。
大腸の働き
大腸は、小腸から続く約1.5~2mの臓器で、盲腸・結腸・直腸から構成されています。小腸で栄養を吸収された食べ物の残りから水分を吸収し、便を形成して肛門へと送り出す役割を担っています。
大腸には多くの腸内細菌が棲んでおり、消化や免疫機能にも関わっています。食事の内容や生活習慣によって腸内環境は変化し、便通や体調に影響を与えます。
大腸の病気で見られる症状
大腸に異常があると、以下のような症状が現れることがあります。
- 便に血が混じる
- 便秘が続く
- 下痢が続く
- 便秘と下痢を繰り返す
- 便が細くなった
- 残便感がある
- お腹が張る、痛む
- 体重が減ってきた
特に、便に血が混じる場合や便通の習慣が急に変わった場合は、早めの検査をおすすめします。
主な大腸の病気
血便・便潜血陽性
便に血が混じる症状は、痔によるものから大腸がんまで様々な原因で起こります。健康診断の便潜血検査で陽性と指摘された場合は、精密検査として大腸カメラを受けることが大切です。「痔があるから」と自己判断せずに、一度検査で確認しておくことをおすすめします。
大腸がん
大腸の粘膜から発生するがんです。日本人のがん死亡原因の上位を占めており、近年増加傾向にあります。初期は自覚症状がほとんどなく、進行してから発見されることも少なくありません。多くはポリープから時間をかけて進行するため、ポリープの段階で発見・切除することが予防につながります。
過敏性腸症候群
大腸カメラ検査などで明らかな異常が見つからないにもかかわらず、腹痛を伴う便秘や下痢を繰り返す状態です。ストレスや自律神経の乱れが関係していると考えられています。通勤途中や大事な場面でお腹が痛くなるという方も多く、QOL(生活の質)に影響を与えることがあります。
大腸ポリープ
大腸の粘膜にできる隆起した病変です。多くは良性ですが、一部のポリープは放置すると時間をかけてがん化する可能性があります。当院では、大腸カメラ検査中にポリープが見つかった場合、その場で日帰り切除を行っています。
潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜に慢性的な炎症が起こり、びらん(ただれ)や潰瘍(深い傷)ができる病気です。血便、下痢、腹痛などの症状が現れ、良くなったり悪くなったりを繰り返すことが特徴です。長期にわたる管理が必要となります。
クローン病
口から肛門までの消化管のどこにでも炎症が起こりうる病気です。腹痛、下痢、発熱、体重減少などの症状が現れます。潰瘍性大腸炎とともに炎症性腸疾患と呼ばれ、継続的な治療と経過観察が必要です。
大腸憩室症
大腸の壁に袋状のくぼみ(憩室)ができた状態です。憩室自体は症状がないことが多いですが、炎症を起こすと腹痛や発熱、便通異常が現れます。出血を伴うこともあり、血便の原因となることがあります。
虚血性腸炎
大腸への血流が一時的に悪くなることで、粘膜に炎症や潰瘍が起こる病気です。突然の腹痛と下痢、血便が主な症状です。便秘がちな方や動脈硬化のある方に起こりやすい傾向があります。
大腸の検査は大腸カメラで
大腸の病気を調べるには、大腸カメラ検査が最も有効です。大腸の粘膜を直接観察することで、ポリープ、がん、炎症などを発見することができます。ポリープが見つかった場合は、その場で切除することも可能です。
「大腸カメラは痛そう」「恥ずかしい」と不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。当院では鎮静剤を使用した検査に対応しており、ウトウトした状態でリラックスして検査を受けていただけます。また、UCR(炭酸ガス送気装置)の導入により検査後のお腹の張りを軽減し、下剤も3種類からお選びいただけます。
便潜血陽性を指摘された方や、便通に変化がある方、40歳を過ぎて一度も大腸カメラを受けたことがない方は、ぜひ一度検査をご検討ください。