胃・十二指腸の症状でお悩みの方へ

「胃がキリキリと痛む」「食後に胃が重くてすっきりしない」「空腹時にみぞおちが痛む」このような症状はありませんか?
胃や十二指腸は、私たちが食べたものを消化する大切な臓器です。日常的にストレスや食生活の影響を受けやすく、不調を感じる方も多いのではないでしょうか?症状が続く場合は、病気が隠れていることがあります。
胃や十二指腸の症状でお困りの方は、和歌山市・北島のいしぐちクリニックまでお気軽にご相談ください。
胃・十二指腸の働き
胃は、食道から送られてきた食べ物を胃酸や消化酵素で消化し、ドロドロの状態にして十二指腸へ送り出す臓器です。胃酸は非常に強い酸性ですが、胃の粘膜は粘液で保護されているため、通常は胃自身が傷つくことはありません。
十二指腸は、胃と小腸をつなぐ約25cmの臓器です。膵臓や胆のうから分泌される消化液と混ざり合い、栄養の吸収に適した状態へと消化を進めます。
胃・十二指腸の病気で見られる症状
胃や十二指腸に異常があると、以下のような症状が現れることがあります。
- みぞおちの痛み
- 胃の重さ、胃もたれ
- 吐き気、嘔吐
- 食欲不振
- 胸やけ、ゲップ
- 膨満感(お腹が張る)
- 黒い便が出る
- 体重の減少
これらの症状が続く場合は、早めの受診をおすすめします。
主な胃・十二指腸の病気
胃炎
胃の粘膜に炎症が起こった状態です。急激に発症する急性胃炎と、炎症が長く続く慢性胃炎があります。慢性胃炎の多くはピロリ菌感染が原因で、放置すると萎縮性胃炎へと進行し、胃がんのリスクが高まることがあります。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
胃や十二指腸の粘膜が深く傷ついた状態です。みぞおちの痛みが主な症状で、胃潰瘍は食後に、十二指腸潰瘍は空腹時に痛みが出やすい傾向があります。ピロリ菌感染や鎮痛剤の長期使用が主な原因です。
胃がん
胃の粘膜から発生するがんです。初期はほとんど症状がなく、進行してから発見されることも少なくありません。ピロリ菌感染との関連が深く、除菌治療や定期的な胃カメラ検査が予防・早期発見につながります。
胃ポリープ
胃の粘膜にできる隆起した病変です。多くは良性で、そのまま経過観察となることがほとんどです。ただし、大きさや形状によっては組織を採取して詳しく調べることがあります。
十二指腸ポリープ
十二指腸の粘膜にできるポリープです。胃カメラ検査で偶然発見されることが多く、多くの場合は良性です。大きさや形態に応じて、経過観察または切除を検討します。
機能性ディスペプシア
胃カメラ検査などで明らかな異常が見つからないにもかかわらず、胃痛や胃もたれなどの症状が続く状態です。胃の動きや知覚の異常、ストレスなどが関係していると考えられています。症状に応じた治療を行います。
アニサキス
サバやイカなどの魚介類に寄生するアニサキスが、胃や腸の壁に入り込んで激しい腹痛を引き起こす病気です。生の魚介類を食べた数時間後に症状が出ることが多く、胃カメラで虫体を取り除くことで速やかに痛みが治まります。
胃粘膜下腫瘍
胃の粘膜よりも深い層にできる腫瘍です。良性のものが多いですが、まれに悪性のものもあります。胃カメラ検査で発見されることが多く、大きさや形態に応じて経過観察や精密検査を行います。
胃・十二指腸の検査は胃カメラで
胃や十二指腸の病気を調べるには、胃カメラ検査が最も有効です。粘膜の状態を直接観察することで、炎症や潰瘍、ポリープ、がんなどを発見することができます。検査中に組織を採取して、ピロリ菌の有無や病変の性質を詳しく調べることも可能です。
当院では、通常の光では見えにくい早期の病変を発見しやすくするNBI(狭帯域光観察)機能を備えた内視鏡システムを導入しています。「この地域から消化器がんで亡くなる方を減らしたい」という想いで、丁寧な検査を心がけています。
症状が気になる方はもちろん、40歳を過ぎて一度も胃カメラを受けたことがない方も、ぜひ一度検査をご検討ください。